エンジニアインタビュー

2024年08月02日

正社員・フリーランス、比較して見つけた“同じ労働時間で、最も報酬が多い働き方” それが「フリーランス」のメリット。

やりたいと思ったその時が、チャレンジするタイミング!
私は『チョクフリ』でのご縁から、経営へ挑戦するチャンスを手にした。

DXコンサルタント/ネットワークエンジニア大山さん

プロフィール

38歳 千葉県在住 フリーランス歴は計5年。
大学卒業後、新卒でSI企業へ入社しネットワークエンジニアとしてキャリアをスタート。
正社員・派遣社員など様々な働き方を経験し、33歳の時に初めてフリーランスとして活動を開始。
2023年10月よりチョクフリ経由でDXコンサルティング会社へPMとして参画中。
趣味はおうち居酒屋で、友人を招いて手料理を振る舞うこと。

職種
DXコンサルタント/ネットワークエンジニア
スキル
ネットワーク設計/プリセールス
業務実績
IoTプラットフォームの設計/新規イントラネット提案/ネットワーク機器更改など

新卒配属でネットワークエンジニアに、派遣法改正で「フリーランス」と出会う

ーネットワークエンジニアとしてキャリアをスタートした際のお話を聞かせてください

元々、将来はプログラマーになりたいと思っていて、高校と大学は情報系の学校に通っていました。
大学卒業後、新卒で大手食品系のSI企業に就職し、そこでネットワークの運用チームに配属されました。
プログラマー志望だったので、ネットワーク分野において知見があまりなく、当初は不安が大きかったことを覚えています。

ー予想外の配属だったのですね!その会社ではどのような仕事をしていたのですか?

“ネットワーク運用”といっても、いわゆる監視業務ではなく拠点の増築・改廃や申請対応など、ネットワーク関連の運用業務全般に関わったり、トラブル時に拠点に行き、クライアントと相談しながらのトラブル対応などをしていました。
当時は営業職がいなかったので、要望を聞き運用から提案まで私が担当していていたため、ユーザーと直接話す機会が多く、とてもやりがいを感じていたのを覚えています。

ー新卒入社して、約4年半勤めた会社を退職したのはなぜですか?

友人と起業を目指していたので、正社員を退職することにしました。IT系ではないビジネスだったのですが、起業後に軌道に乗せるのがなかなか難しく、、。
生活もあったのでとにかく稼ぎを得る必要があり、就業形態問わずに転職活動を行い、ご縁があった派遣会社経由で大手通信事業会社へ参画しました。

ーそこでは、どのような仕事を担当していたのですか?

主にカスタマーサポートの窓口開設やPMとしてWAN(Wide Area Network)環境の移設プロジェクトなど、様々な案件に携わりました。

ーその後、フリーランスに転向されたんですよね

はい、大手通信事業会社で約7年間就業していましたのですが、2015年の改正労働者派遣法の影響で派遣社員の契約期間に関して制限が設けられたことにより契約更新が難しくなったので、転職活動を始めました。
新しい仕事を探している中、「フリーランス」という働き方を知りました。

33歳「フリーランス」デビュー、自由な環境で結果を出すという働き方がマッチ

ー「フリーランス」という働き方は、選択肢の一つだったということでしょうか?

そうですね。正社員の転職エージェントにも登録していたため、当時は働き方問わず転職活動をしていました。
正社員・派遣社員は経験がありましたが、「フリーランス」という働き方はとても新鮮なものでした。

ー「フリーランス」として働いてみようと思った決め手はありましたか?

当時33歳、今までのキャリアでエンジニアとしての経験を積んだ自負はあったので、同じ労働時間でどの程度稼ぎが得られるのか、働き方で比較をした所「フリーランス」にとても魅力を感じ『ココナラテック』を含めたいくつかのフリーランスエージェントへ登録しました。

ー初めての案件探しはいかがでしたか?

苦戦するのかな~と想定していたのですが、エージェントに登録して間もなく案件が獲得できたんですよね(笑)正直動きが早くてビックリしました。
なので、準備万全でデビューをしたというより、気がついたら「フリーランス」になっていた、というのが現実です。

ーそこまでスムーズに「フリーランス」案件が決まったのは、何が理由だったのでしょうか?

今までのキャリアを評価していただいたというのが第一だと思うのですが、実はクライアント面接の際に派遣社員で働いていた時の同僚が数人在籍していることが分かったんです。
共通の知り合いがいることで意気投合し、スムーズに選考が進んだのもひとつの理由かもしれません。

ーそうなんですね!過去に一緒に働いていた人がいたのは良かったですね

そこまで大きな業界ではないので、新しい現場で過去の同僚に会うことも多いかもしれません。初めてのフリーランスでネットワークエンジニアとして大手の外資系ネットワーク企業に参画できたので、人と人との繋がりの重要性を改めて感じることになりました。

ー「フリーランス」と正社員・派遣社員の働き方の違いを感じることはありますか?

働き方もそうですが、外資系企業ということもありオフィスはフリーアドレス制でした。そのため、どのデスクで仕事してもよいですし、更に言えば出社せずどこで働いても良いという環境でした。
働く時間も決まっていないですし、結果だけ出せば何も干渉されないという自由さをとても感じました。
ある程度、決まったルールがある方が働きやすいと感じる方もいらっしゃると思うのですが、私は自由な環境で結果を出す働き方が合っていると感じましたね。

ー「フリーランス」を経験後、また正社員に戻られていますよね?

はい。外資系ネットワーク会社には2年半ほどフリーランスとして参画していたのですが、プロジェクトに目途がついたので契約終了となりました。運用・保守系の他案件のお誘いもあったのですが、「お客様と関わる業務に携わりたい」という思いが捨てきれず、新しい仕事を探しました。
転職活動を始めようと思った矢先、派遣社員時代にお世話になっていた方から「戻ってきたら?」とお声がけいただきました。雇用形態以上に、仕事内容にとても魅力を感じたので「フリーランス」ではなく正社員として就業することにしました。

『チョクフリ』との出会いから“経営”へチャレンジする機会を手にした

ー正社員として2年弱就業された後、また「フリーランス」に戻られているのはなぜですか?

正社員として参画したプロジェクトが一区切りつき、2023年夏頃、転職活動を再開するタイミングで、アン・コンサルティングから新サービス『チョクフリ』の案内が届きました。フリーランスから正社員を経験し、やはり私には「フリーランス」という働き方が合っていると感じていたので、このサービスにはとてもワクワクしていました。

ー直接契約に魅力を感じた理由は何ですか?

正社員や派遣社員がよくないという訳ではなく、“同じ労働時間ならば、最も稼げる手段で働きたい”という考えのため、様々な働き方を経験した結果「フリーランス」という働き方を選択しています。
エージェント経由の案件参画は経験があったため、自身の力でクライアントと直接やりとりができる直接契約はとても魅力を感じ、『チョクフリ』での案件探しを開始しました。

ー大山さんが感じた、直接契約のメリットは何でしたか?

スムーズにやりとりができることと、報酬が大きく異なることです。
私のように、クライアントとの直接交渉・プロジェクト推進を得意としている人にとっては、案件参画中のエージェントからのサポートは、そこまで重要ではないと感じていました。
直接契約だと案件内容についても交渉できますし、寧ろ直接のやり取りを推進している契約方法だと感じているので、私にはとてもマッチしていました。

ー『チョクフリ』で出会った案件に参画を決めた理由を教えてください

まず、案件内容に魅力を感じたことです。大手総合商社の海外拠点のDX事業において、プロジェクトマネージャーという役割を任せていただき、課題を解決してプロジェクトを進めていくことにワクワクしました。
また、面接時にクライアント担当者と会話して「この人となら上手く進めていけそう!」と感じたのが決め手になりました。
今、契約中の会社は個人で直接契約を依頼しても難しいクライアントだと感じているので、チョクフリを通じて出会えてよかったと思っています。

ー参画中のクライアントから「取締役として経営に加わらないか」というお話をいただいたとか?

そうなんです。
実はフリーランスとしての継続か、取締役として経営に参画してほしいというお話をいただきました。
今までのキャリアで“経営”に挑戦する機会はなかったですし、考えたこともない領域だったので正直驚いたのですが、会社を育てることにチャレンジしてみようと思っています。

ーそれは、直接契約ならではのお話ですね!

はい、このような話がスムーズに進んだのも、直接契約だったからこそだと感じています。
個人で直接契約を依頼しても難しいクライアントでしたし、『チョクフリ』を通じてフリーランスで参画して、そこで一定の結果を出せたためにこういうお話をいただけたと思っています。
素敵な企業と出会えてよかったです。感謝しています!

やり直しはできる、少しでも興味があるなら「フリーランス」に挑戦してみてほしい

ー様々な働き方を経験されていますが、今の「フリーランス」を取り巻く環境はどう感じていますか?

いろいろな現場に参画しましたが、フリーランスという働き方を100%理解されている方はそこまで多くないと感じています。私はこの働き方にとても満足していますし、皆にも挑戦してみてほしいと考えているので、周囲にはよくフリーランスの魅力を話しています。

ー「フリーランス」に挑戦するときに、気をつけるべきポイントはありますか?

終身雇用ではないので契約が途絶えるというリスクは想定しなければなりません。
自身でこの働き方を選択したからこそ、覚悟はつきものだと考えていますが、もっと気軽に“経験を積む”という意味でもチャレンジする価値がある働き方だと思います。

ー「フリーランス」として活躍し続けるために、意識していることはありますか?

当たり前ですが、クライアントからの連絡には即レスすることです。返事が早くて不快な思いをする方はいないと思うので(笑)
もちろん、タイミングによっては難しいこともありますが、完璧ではなくとも即レスは心掛けています。

ーなるほど!「承知しました」だけでも返信があれば、相手側も安心しますもんね。
 他にはありますか?

仕事以外でもしっかりと人付き合いをすることです。仕事とはいえ、結局は人と人との繋がりなので良好な人間関係を築くようにしています。
その結果、よくご飯に誘っていただけるようになったり、仕事にも繋がることが増えたのでコミュニケーションは大切にしています。

ー最後に、ITフリーランスを目指す方にメッセージをお願いします。

私は、“労働時間が同じなら、フリーランスが一番稼げる”と考えてこの働き方を選択しましたが、自身がやりたいと思ったことをやることが1番良いと思います。
失敗したとしても、いくらでも挽回はできます。行動してみてダメなら、やり直せば良いんです。

ー行動することが一番重要ということですね!

そうです!今の働き方は正社員だけではないですから、仮に現状の環境に満足していなくてフリーランスに挑戦してみようと思うなら、まずフリーランスエージェントに登録するなど、行動を起こしてほしいです。
何度でもやり直せます、とにかく一歩踏み出してみることが1番だと思います。

ー貴重なお話をありがとうございました。更なるご活躍を期待しています!

インタビューを終えて

明るい雰囲気でご対応をいただき、周囲を巻き込み、ムードメーカーとして活躍している姿を想像できるようなインタビューとなりました。
チャンスがあれば必ず掴みにいく、そんな姿勢に私も胸を打たれました。

様々な働き方を経験されているからこそ、「フリーランス」の魅力をより一層感じられている大山さん。
フリーランスを目指す方に、とても参考になるようなお話でした。
『チョクフリ』でご紹介した企業にて、さらなるキャリアアップを目指されるお話を聞き、今後の活躍がとても楽しみです!

(インタビュアー / 井上 執筆 / 小澤)

チョクフリのロゴ担当コンサルタント井上

担当コンサルタントからのメッセージ

『チョクフリ』は、ITフリーランスの皆さまに事業会社と直接契約できる案件のみをご紹介しています。
初めての直接契約でも安心していただけるよう、経験豊富な担当営業がしっかりとサポートをします。
理想のフリーランスキャリアを一緒に歩んでいきましょう!