ー「本日は東京ITスクール　講師採用チームの染谷遥（そめやはるか）様にお話を伺わせていただきます。まずは御社の事業やサービスについて教えてください。」

染谷「弊社の事業の柱のひとつであるIT教育支援サービスは、『東京ITスクール』として、IT研修、キャリア研修、専門学校の運営などを行っています。とくに今回、ご紹介させていただく新人IT研修は、システム開発会社が提供するプログラムとして好評をいただいており、実績を積み重ねています。
新人IT研修は、現場で活躍できるエンジニアを早期に育成することを目的に運営していますが、弊社プログラムの強みはITスキルだけでなく、社会人スキルの育成に力を入れているところです。人生哲学書の名著『７つの習慣』を取り入れ、新入社員がどんな考えを持って業務にあたるべきか学べる内容になっています。社会人スキルが高いエンジニアを目指せる内容として、企業様からも高く評価していただいています。IT企業が手がける研修としては、弊社でしかないサービスです。」

ー「今回はこの新人IT研修で登壇する講師を募集されていますが、どういった業務でどのくらい募集枠がありますか。また必要なスキルについて教えてください。」

染谷「毎年、4～6月に実施される新入社員向けのIT研修の講師業務で、新規個人事業主枠として40〜50名の募集枠をご用意しています。Java、C#、C言語、インフラなどの業務経験が必要です。講師経験や若手の育成経験がある方は、ありがたいですね。講師経験がない方ももちろん応募していただけます。講師として登壇するための研修をご用意していますので、そちらを受講していただくながれになっています。
講師研修を受講して基本的なノウハウを身につけられますので、安心して活躍していただけます。研修期間も手当をお支払いし、心理的な負担を軽減してチャレンジしやすい環境を整えています。」

ー「講師研修はどのような内容ですか？」

染谷「講師研修の中心は講義トレーニングとなります。テキストの内容をいかに端的に例え話などを用いながらわかりやすく伝えるかがポイントとなります。このトレーニングを受けることにより、研修終了後にも「プレゼンすることが苦ではなくなった」、「説明上手になり部下の指導がうまくいくようになった」などと喜ばれることが多いです。
また、講師研修では皆が同じ方向を向いて受講生の育成ができるよう当社の研修に対する理念を共有する時間もありますし、受講生との1on1での指導を想定したケーススタディを通して学ぶなど、講師として必要なスキルや考え方を身に着けてもらいます。

現在は講師研修の間も手当をお支払いさせていただいています。研修期間の負担を少しでも軽くしていただき、チャレンジしていただきやすい環境をご用意しています。」

ー「フリーランスのエンジニアとっては、講師はハードルが高いと感じる方もいらっしゃるかと思います。講師業はどんなところが魅力でしょうか。」

染谷「まず弊社では業種や規模を問わず、多くの企業様に研修を導入していただいておりますので、毎年4月～6月は確定した案件として発注することができます。そのため、特にフリーランスの方達にとっては毎年の収益を安定させることが可能です。
登壇回数やスキルに応じた昇給制度も用意しており、長期で活躍してくださっている講師も多くいらっしゃいます。」

ー「チョクフリからご紹介する方も、先ほどの７つの習慣を教えることは可能ですか？」

染谷「可能です。ただし「７つの習慣」の講義は専任講師が行うため、研修と試験を経て認定を受けていただく必要があります。「７つの習慣」認定資格を取得し、両方を教えられている方も年々増えています。」

ー「エンジニアの中でもどのような方が向いていますか？　講師に必要な資質についても教えてください。」

染谷「応募してくださる方は、講師業務未経験の方がほとんどです。また最初から即戦力として活躍できる方は少ないです。人とコミュニケーションすることが好き、教えることが好きな方はいらっしゃいますので、そういった方にはおすすめです。受講生の成長を一緒に喜べる方、こんなふうに成長してもらいたいとイメージが描ける方は特に向いていると思います。
面談時にはエンジニアとしてのご経験はもちろんですが、雑談や何気ない会話を通して、会話のリズムなどコミュニケーションについてもチェックさせていただいています。講師としてのスキルがなくても、IT業界での経験が浅くても、まずは応募していただいて、面談をさせていただくことで適性を判断できますので、まずは多くの方に応募していただきたいですね。」

ー「求人媒体や人材紹介サービスはどのように活用されてきましたか？　また、チョクフリのサービスについてどう感じられますか？」

染谷「今まで求人媒体は３～４サイトを使用したことがあります。成果報酬型や月額使用料が必要なサービスがありましたが、長く利用しているのは１サイトのみです。
人材紹介サービスの場合、エンジニアと直接やり取りができないため、認識の相違が生じることがあったように思います。一方、チョクフリは、エンジニアを直接採用できるため、お互いのニュアンスや温度感が伝わりやすいサービスだと感じています。
チョクフリは紹介してくださるエンジニアの選定をしっかりしてくださっていると思います。逆に質問ですが、エンジニアの方とどのようなコミュニケーションを取っているのですか？」

ー「システムシェアード様の講師案件の魅力については、エンジニアとして経験の幅が広がるだけでなく、プログラマーからコンサルやPMを目指す時のスキルアップにもつながると、ご紹介させていただいています。
またチョクフリでは、クライアントとの面談の前に、エージェントとエンジニアとのコミュニケーションを大切にしています。エンジニアにエントリーしていただく前に、エントリー後の流れや、クライアントから求められるポイントなどをこちらから整理してお伝えしますが、メールやテキストではニュアンスが伝わりづらいところもあるため、できるだけ電話などで直接会話するようにしています。エンジニアご本人の指向性と案件の内容をすり合わせた上で、「今回の案件はこのような方向性ですが、クライアントと面談されますか？」と案内するようにしています。
とくにシステムシェアード様の場合は、講師として登壇するための事前研修や契約に関すること、面談後の段取りや案件のスケジュール感なども、加えてお伝えしています。それぞれのエンジニアの現状に合っているか、また案件を継続できるかも含めて、こちらである程度精査してから面談を受けていただくようにしています。システムシェアード様のように情報や条件をしっかり提示してくださっていますと、こちらとしても一時フィルタをかけやすいですし、エンジニアの方も安心して面談を受けられますね。」

染谷「そこは本当にありがたいですね。ほかのエージェントさんと比べるわけではありませんが、チョクフリさんはすごくしっかり対応してくださっていると、日々感じていました。私どものことや業務について事前に伝えてくださっているから、エンジニアの方との面談時には、皆さん、講師業に対して前向きに考えてくださっています。そのためとても有意義な時間を過ごすことができています。やはり事前情報がなく、面談時に初めて聞く内容ばかりになってしまうと、情報を整理がしきれないまま終わってしまうということがよくあります。
事前にチョクフリさんとのコミュニケーションで、弊社の講師案件の魅力やスキルアップについて、業務内容や全体のスケジュール感について理解してくださっていることで、面談時には聞きたいことや、不安に感じていることが整理された状態で、こちらの話を聞いてもらえるので、反応がぜんぜん違うと常々感じています。」

ー「そういっていただけると、こちらもありがたいです。また面談後にオファーを出す割合が一番高いとコメントをいただいていますが、実際の割合を教えていただけますか？」

染谷「面談を設定するまでに書類選考を行いますが、チョクフリからのご紹介の場合、ほぼ100％で面談を行ってきました。他社エージェントの場合は、書類選考で3割程度お断りすることも。また面談後、チョクフリの場合は７～８割の方に講師のオファーを出しています。こちらも他社の場合ですと、オファーは５割くらいです。また求人サイトからの応募では、こちらからのオファーを断られることもありますが、エージェント経由の場合は、応募者にフォローをしてもらえるので、受諾率は高いです。
フリーランスエンジニアとの契約に関しても、チョクフリはしっかりサポートしていただけるため、採用後、トラブルになることもありません。以前、契約時に不明点があった時や、参画前にコミュニケーションツールへの連携が必要だった時に、チョクフリ担当者に相談したところ、すぐ本人に確認をしてもらえて助かりました。いつも安心して利用させていただいています。」